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さざなみ(ローマ字:JS Sazanami, DD-113)は、海上自衛隊の護衛艦。たかなみ型護衛艦の4番艦。艦名は「漣」(微風等により水面に細かく小さな波が立つ)に由来し、この名を受け継ぐ日本の艦艇としては大日本帝国海軍の駆逐艦 雷型駆逐艦「漣」、吹雪型駆逐艦「漣」に続き3代目。 == 艦歴 == 「さざなみ」は、中期防衛力整備計画に基づく平成12年度計画4,600トン型護衛艦2242号艦として、三菱重工業長崎造船所で2002年4月3日に起工し、2003年8月29日に進水、2005年2月16日に就役し、第4護衛隊群第8護衛隊に配属され、呉に配備された。 2006年6月27日、テロ対策特別措置法に基づき、補給艦「ましゅう」と共にインド洋に派遣、同年11月まで任務に従事し、12月21日に帰国した。 2008年6月24日から6月28日まで、日中防衛交流の一環として中国・湛江に訪問した。これは戦後初の日本艦艇の訪中となる〔AFP 海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」、戦後初の中国訪問へ 2008年06月19日〕。同年5月の日中首脳会談での合意によるもので、中国側からも2007年11月に中国海軍の「深セン」が東京港晴海埠頭に訪問していた。 2008年、環太平洋合同演習 (RIMPAC) に参加した。 2009年3月14日、ソマリア沖の海賊対策のために「DD-106 さみだれ」と共に第1次派遣海賊対処水上部隊を編成し呉を出航、約3週間後から護衛任務を開始する予定〔時事ドットコム現場状況、瞬時に伝達=海賊対策、各省と連携も-海自護衛艦、呉基地を出港 2009年3月14日〕であったが、3月30日オマーンのサラーラ沖に到着した夕方から護衛活動を開始した。4月4日、警護対象外のシンガポール船籍タンカー「オーシャンアンバー」からの無線による救援要請を受け(船員法第14条適用)、4隻の不審船に接近してサーチライトの照射とLRADによりソマリ語で日本の海上自衛隊艦艇と名乗ると不審船は離れていった。なお海賊対策のための派遣に際し、12.7mm機関銃を4基搭載、舷側への防弾版増設も実施、艦載ヘリも2機搭載している。2009年8月16日に帰国した。 2011年3月15日に第8次派遣海賊対処行動水上部隊として「DD-105 いなづま」と共にソマリア沖・アデン湾に向かい呉基地から出航、同年4月9日から7月15日までの間、28回の護衛を実施し同年8月11日帰国した。 2013年11月13日、第17次派遣海賊対処行動水上部隊として「DD-106 さみだれ」と共にソマリア沖へ向けて出航した〔派遣海賊対処行動水上部隊の交代について (PDF文書)〕。17次隊は、第151合同任務部隊(CTF151)、の活動に初めて参加し、ゾーンディフェンス等の任務を行い、2014年5月17日に帰国した。 2014年3月12日、編成替えにより、第4護衛隊群第4護衛隊に編入。定係港は呉である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「さざなみ (護衛艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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